14日以降の熊本・大分地震に対応して、熊本YMCA(岡成也総主事http://www.kumamoto-ymca.or.jp/)では、指定管理施設の益城町総合運動公園体育館で行政、全国から駆けつけたスタッフらとともに、約1200人の避難者の支援を対応している。

熊本YMCAでは、14の運営・管理施設があり、益城町総合運動公園は、行政からの指定管理施設として管理している。全国から駆けつけたYMCAスタッフの中には、東日本大震災をはじめとした災害対応の経験がある人たちもいる。

14の各施設は、倒壊レベルの被害はなかったが、アクセスの問題も含め、再開には時間がかかるという。
施設が有するプールは生活用水として近隣に提供。シャワー室も開放した。

多くの施設を有することから、今後も益城町総合運動での支援、ストレスケア支援などを中心に中長期的な支援を続ける見込みだ。

日本YMCA同盟(正野隆士会長、島田茂総主事)では、地域コミュニティ復興を前提とした募金全般としての「熊本地震・YMCA救援・復興募金」と、被災YMCAの再建・運営支援を目的とした募金全般としての「熊本地震・被災YMCA支援募金」を呼びかけている。日本YMCA同盟 http://www.ymcajapan.org/topics/cat-contribution/post-50.html

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